ブレーカーが落ちたら、何度も上げ直す前に「家全体が停電しているのか」「一部だけなのか」を確認してください。電気の使いすぎだけでなく、漏電や配線の異常で落ちている場合もあります。
最初に確認すること
- 近所も停電しているか、自宅だけか
- 家全体が消えているか、一部の部屋だけか
- 電子レンジ・ドライヤー・暖房器具などを同時に使っていなかったか
- 焦げ臭い・異音・煙・水漏れがないか
- 分電盤のどのブレーカーが落ちているか
焦げ臭い、煙、火花、水濡れなどがある場合は、無理にブレーカーを操作せず安全を優先してください。
ブレーカーは主に3種類ある
| 種類 | 主な役割 | 落ちる原因の例 |
|---|---|---|
| アンペアブレーカー | 家全体の使用電力を管理 | 契約容量を超える電気の使いすぎ |
| 漏電ブレーカー | 漏電を検知して遮断 | 家電・配線の漏電、湿気など |
| 配線用ブレーカー | 部屋や回路ごとに保護 | 特定回路での使いすぎ、ショートなど |
分電盤の構成は住宅によって異なります。スマートメーターの住宅ではアンペアブレーカーがない場合もあります。
電気の使いすぎが考えられる場合
電子レンジ、IH、ドライヤー、暖房器具、エアコンなど消費電力の大きい家電を同時に使っていた場合、契約容量や回路の容量を超えてブレーカーが落ちることがあります。
- 使用中だった高消費電力の家電をOFFにする
- 異常がないことを確認する
- 取扱説明や電力会社の案内に従ってブレーカーを復旧する
- 復旧後は同時使用を減らす
漏電ブレーカーが落ちた場合は慎重に
東京電力パワーグリッドは、漏電ブレーカーが落ちる原因として家電や配線の漏電、雨や湿気の影響、ブレーカーの故障などを挙げています。
漏電ブレーカーを上げてもすぐ落ちる、何度も繰り返し落ちる場合は、何度も操作を続けないでください。家電や配線設備に異常がある可能性があるため、電気工事店や電力会社などへ相談します。
復旧前にヒーターなどの電源を確認する
停電中にヒーターやアイロンなどのスイッチがONのままだと、電気が戻った瞬間に再加熱する可能性があります。東京電力パワーグリッドも、ブレーカー操作前にこうした機器の電源状態を確認するよう案内しています。
専門業者へ相談した方がよいケース
- ブレーカーを上げてもすぐ落ちる
- 漏電ブレーカーが繰り返し落ちる
- 一部の部屋だけ復旧しない
- 焦げ臭い・異音・変色がある
- コンセントやコードが熱い・傷んでいる
- 原因が分からず操作に不安がある
分電盤や屋内配線の分解・修理を自分で行うのは避け、資格を持つ電気工事業者などへ依頼してください。
電源タップや延長コードの安全確認は、電源タップ・延長コードの安全な使い方も参考にしてください。

